スターバックスと聞いて、知らない人はまずいないでしょう。
日本の全都道府県に店舗が出店されている状態と聞くと、飲食店経営をしている人にとってはどうやってるんだと気になることではないでしょうか。
本書は、これから経営の道を目指される方だけでなく、仕事で結果をつくりたい方、人間関係を良くしていきたい方にもおすすめです。
スターバックス成功物語 (日経BP社)[大川修二 / 小幡照雄 / ドリージョーンズヤング / ハワードシュルツ]
北米1400店舗を誇るコーヒーショップチェーン・スターバックスの最高経営責任者が語る、成長と成功の記録。わずか5店の小さな会社が社員本位の経営によって全米有数の企業に成長するまでの戦いを描く。
自分の心を捉えたものは他の人たちをも魅了する
経営と聞くと何か難しいことをしなければならないと考える人が多いかもしれませんが、私が学んできたことはまずは魅力的な人になることです。
どうやってなるのか…
ビジョンを描いて、多くの人に会いまくることをしてきました。
自分と同じ価値観の人が周りにどれだけいるかが未来を大きく変えます。
アリババの創成期も17人の仲間をつくるところから始めたとのことです。会社の立ち上げのためにはまず自分の改革から
もし自分の会社の社長が、売り上げ不振の理由を「不景気だから仕方ない」とか「営業の動きが悪いんだ」と言っていたら、えー!?ってなりませんか?
変えるべきはまず自分がどう動くかでしょ!?と。
あなた自身も自分の人生を舵をとっているからこそ、環境や周りへの不満をいう前に何ができるか考えてみましょう。
人間関係をより良くしようと思うと、時には相手にきちんと伝えなければならないこともあります。
時々、求めてもいないのにアドバイスをする人がいますが、その言葉がどこから来ているのかが大事です。
本書でも、心を込めて語る、相手の立場で考える、分かち合うことが大切だと述べており、とても共感ができました。
ハワード シュルツさんが社長と従業員としてではなく、従業からパートナーとして関わっているとのことで、私自身も大事にしなければと感じました。
最後に
経営者として目線で色々と書かせてもらいましたが、とにかくスタバのように長く結果を出し続けるためには、基礎固めが大事です。
とあるように、最初は目に見えないものをいかに信じて、やるべきことをやり続けるか、それだけです。
待っていても人生は変わりません。
"よき助言者は自分で探し出せ"
明るい未来を描いて、外に出てみましょう。
島袋尚美
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